食塩相当量の値は、ナトリウムの値が分かっていれば、計算で求められる!!
- 新食品表示基準では、栄養成分表示に掲載する五つの栄養素(「五大栄養素」と呼びます)の一番最後の項目名が従来の「ナトリウム(単位:mg)」から、「食塩相当量(単位:g)」に変更になりました。
- ほとんどの場合、食塩相当量の数値の入手が可能ですが、もし、従来のナトリウムの値が出ている一方、食塩相当量の値が不明な場合は、ナトリウムの値から計算で求めることが出来ます。
「食塩相当量=ナトリウムの値*2.54÷1000」上記の計算式は、東京都保健医療局発行の「栄養成分表示ハンドブック」P13の(4)表示項目と順番の①に記載されています。
栄養成分表示ハンドブックは、下記よりダウンロード頂けます。
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栄養成分表示ハンドブック - 尚、一定の条件をクリアすることで、ナトリウムと食塩相当量の両方の併記も可能ですが、通常は食塩相当量のみを記載します。
詳細につきましては、以前の記事をご参照ください。
【栄養成分表示の項目順と単位】
●エネルギー(又は熱量):○kcal
●タンパク質:○g
●脂質:○g
●炭水化物:○g
●食塩相当量:○g
新食品表示基準では、全ての加工食品に対して、栄養成分表示の記載が義務付けられています。
加工食品を販売されるお客様におかれましては、記載項目の順序と単位が適切かどうか、今一度ご確認をお願い致します。