八十八夜って8月18日?!

「新茶の時期はいつ?」への正答は意外に少ない。新茶パッケージを決定するグルインは、毎年6月に全国を行脚します。(今年は、東京・静岡・大阪・福岡の予定です。)これを始めてから、シツコク継続している質問に「新茶の時期はいつ?」というのがあります。ワタクシ達の度肝を抜くような珍答をご紹介すると、
1.新米と同じ頃。9月か10月!
2.「夏も近づく八十八夜♪」だから、6月か7月!
3.(キッパリと)8月18日。だって八十八夜だから。うーむむむ。

「新茶」と聞けば、「おいしそう」「買ってみようかな」。

新茶の時期を自覚していない消費者ですが、
「新茶」という言葉には、シッカリ心をくすぐられるらしい。
「ビタミン豊富でフレッシュな感じが新茶っぽい」
「この湯呑みのお茶の色が新茶だよね。初ものだし健康に良さそう。」
「ちょっと贅沢でおいしそうだから、自分へのご褒美に買いたいな」等々、新茶のデザインを決めていただく時にも、新茶をプラスイメージでとらえる発言が、次々に飛び出します。

販促品でメリハリつけて、新茶の季節を演出しましょ。

極めつけは、「うちの近所のお茶屋さん、一年中ずーーーーーっと、新茶ののぼり立ってますよ。いつがホントの新茶の季節か不明ですよねぇ。」という発言です。
無自覚の消費者に、「あ、新茶の季節なんだ」と気づかせる演出。販促品のメリハリは、季節感を演出するのに必須ですね。また、母の日と絡めてアピールするのも効果的。
新茶のぼり・POP等、新茶カタログで再度チェック!(カタログ請求

生産地の消費者は、セミプロなみの評論家。
以上は、消費地での反応ですが、生産地の方は「まっさかぁ!」と信じないかもしれません。確かに、生産地(静岡・鹿児島)の消費者は、知識が豊富。
それもそのはず、「夫の実家が生産農家」とか、「となりの奥さんがお茶屋さんに勤めてる」とか、「遠い親戚が荒茶工場を持っている」とか・・・。お茶に縁のある人が本当に多いんですよね。
そして新茶パッケージを選ぶ時のキーワードは「県外に贈るとしたら」。
発送に最適の発送用箱!
「産地らしさが伝わる」のがポイントで、茶畑や新芽の評価が高いのが特徴です。
「この新芽、みるいね!」と言われたら合格(?!)です。