商品と効能を結ぶ工夫
新型インフルエンザの大流行、コワイですね!以前作成した「緑茶でうがいしよう」のポスターを「近隣の学校や病院に貼りたい」と有料でお買い上げいただくお客様もいらっしゃいます。ご入用でしたらお声がけください。 さて、新聞などで、インフルエンザに対する緑茶の効用は言われていますが、薬事法の関係で「インフルエンザ予防に緑茶」という風に、緑茶の袋などに表記することはできません。新聞などの情報を商品に結ぶ時のポイントについて、かつての座談会でのコメントを見返してみました。 |
ストーリーを用意する
一つは、「緑茶が○○に効果がある」という情報が流れた後の座談会の質問には、「あの○○に効果がある緑茶とはどれか?どこに行けば買えるのか?」という類が多いということ。なので、「緑茶でうがい」「インフルエンザ」という情報の提供で終わるのではなく、「これこそがうがいに最適な緑茶」というような「商品」や「買い場」の提供が必要です。 そこを意識せずに「どの緑茶でうがいすればよいですか?」と聞かれて、「どの緑茶でも大丈夫ですよ」と答えたら、「ふーん、そっか。今家にあるのでいいのね‥。仏事のお返しにいただいたのが確かあったわね」となり、購入には結びつきません。 たとえば「新聞記事によると緑茶の○○という成分が頑張るらしいので、○○を沢山含んだ△△というお茶がオススメです」とか「外出先でもこまめにうがいをされるのでしたら、マイボトル用の粉末茶はいかがですか?茶殻に残る成分も全て摂れて後始末もカンタンなので、毎日習慣になりますよ!」とか。「なるほどね!」というストーリーを用意して、イチオシ商品を決めておくことが大切です。出来ればPOPなどできちんとコトバにしておくと、伝わりやすくなりますね! |
うがいのお茶のライバルは?
「うがいのお茶」のように、普段の用途とちがう緑茶を販売する場合、価格で比較されるライバルは他のグレードの茶葉ではなく「市販のうがい薬」や「ペットボトルの濃い味のお茶」となります。補足すると、ペットボトルの濃い味のお茶って(トクホがついているものは特に)、嗜好品である以上に健康食品というような位置付けで語られることが多いんです。 ですから、打ち出し方としては、「粉末茶スティック1本で500ml!」「500mlペットボトルが10本分作れて○○円」みたいなアプローチだと、納得感が高まります。 |