ちょっと高い、でも欲しい。
「ちょっと高い」「でも欲しい」。お節句の人形の「ふらここ」さんという会社のひな人形は、手のひらに乗るくらいの木目込み人形で、顔は赤ちゃんのようなあどけなさ。衣装はパステルカラーで、屏風などのしつらえはナチュラルカラー。10万円を超えていても、直感的に「かわいい」「好き」と感じ、11月の発売開始から3か月で売り切る人気です。嗜好品や贈りものとしての日本茶も「好き」「ちょっと高い」「でも欲しい」という気持ちを瞬時に消費者に抱かせることがポイントだと思うのです。
人気です。ティートレー&ボックス!!
カタログ未掲載ながら、内覧会の勉強会で「まず私が欲しいわ」「これでお茶のワークショップをやったら、日本茶の格が上がる!」「上質なホテルや飲食店に提案したい」とたくさんのご予約をいただいた「ティートレー&ボックス」。お友達の前で、テーブルの上で、ちょっと高揚した気持ちで日本茶を淹れるための、茶器を入れる箱です。フタがトレーにもなるので「ティートレー&ボックス」とネーミングしました。持続可能な植林をしているチーク材を使用しています。
日本茶の世界観を変える道具。
ティーポットやティーキャニスター、ティータオルまでセットで購入されたお茶屋さんが、「これはモノを購入しているんじゃないんだよね、世界観を購入するんだから、まずは全部まねをしてから、自分らしさをどこで出していくか研究するよ」とおっしゃっていました。日本茶の道具、ではなく、日本茶の世界観を変える。そのために日本茶のインフラを整えるのだ、と考えると、すごく可能性が広がりました。