消費者の押入れには不幸のお茶がいっぱい。
日本茶買い取り制度?!
その問題に対する取り組みについて、お茶屋さんの座談会で聞くことができました。 一つは「日本茶買い取り制度」。1g1円で買い取るという制度です。 キャッシュバックではなく、その買い取った金額で新しくお茶を購入できるという方法で、スタートするや否や「エコロジー」「消費者視点」と、地元のマスコミにも取り上げられました。画期的ですものねー! 最初は「同業者が売りに来るのではないか」など心配ごとは山積みでしたが、実際にフタをあけてみると、リュックを背負い両手に大きな袋を提げた女性が「本当に買い取ってくださるんですか?」と敷居を跨いでくださって、8キロのお茶を買い取り(8千円)、3万円の新しいお茶を購入して帰られるということも頻発。ものすごい反響だったそうです。課題は、買い取ったお茶の再利用方法。賞味期限が過ぎたお茶も、開封しておいしくなかったという理由で放置された輪ゴムでぐるぐる巻きにされた茶袋も引き取るので、もちろん食品としての再加工は不可です。店内の茶香炉用では、なかなか追いつかないとのことで、枕などに入れるハーブのように雑貨として販売することも想定していらっしゃいました。 |
日本茶リサイクル!?