茶器と茶葉とヒトが出逢う場所

茶器を試す機会

先日中小企業の経営者が数人、吉村本社の3階に集まったときのこと。並んでいる茶器に大興奮。
「これは何?」 「どう使うの?」「触ってみてもいい? 」
実際に複数の茶器を使って、お茶を淹れて飲んでみると、「あー、ペットボトルと全然ちがう」ぱあーっと笑顔が広がります。

ホンモノを追求し過ぎない

えっ、こんなにカンタン! こんなにおいしい! そして本物。
フィルターインボトルも、リーフティーカップも、結構感動してもらえました。
私たち茶業界の人間が考える「ホンモノ」と、一般の消費者が考える「ホンモノ」のギャップを感じましたし、プロの世界のホンモノの話になると、情報が多すぎて重過ぎるのかもしれないです。
気軽に、茶器とお茶を体験する場所を、継続的に持つことが、明日の日本茶ファンを創る土壌になりそうな予感がしました。

明日の日本茶ファン・コミュニティー

これからの時代。コミュニティーに属するよりも、コミュニティーを所有し、提供する側になることが大切だと思います。茶器と、お茶と、ごく一般的な消費者と、もしかしたらお茶屋さんが掛け算するようなコミュニティーを、吉村が提供できるようになれたらなあと、妄想しています。