SDGsについての取り組み

サスティナブル(持続可能性)

SDGsとは「全世界のすべての人たち」が「持続的」に「人らしく生きる」ための開発目標です。「持続可能な社会」とは、地球の環境を壊さず、資源も使い過ぎず、未来の世代も平和に豊かにずっと生活を続けられる世界のことです。日本茶の茶葉を用いて飲むことは、実はとてもサスティナブルなことだと、私たちは考えています。

現在のパッケージで出来ていること

実は、エスプリは従来のグラビアに比較すると、環境負荷が軽いです。

  1. 版不要で、製版工程で排出される廃液及びCO2ゼロ。
  2. 印刷工程での廃インキゼロ。
  3. 省エネルギー(1/3の電力量・1/20の試し刷りフィルム)。
  4. 貼り合わせ工程で水性ラミネートを使用。有機溶剤ゼロ。

海洋プラ問題に対する軟包装(茶袋)の課題

ウミガメの鼻にストローが突き刺さった衝撃的な映像が世界を席巻し「土に帰る茶袋」「サスティナブルな茶袋」というお問い合わせを、多数いただいています。まだ100点満点には遠い途上ですが、現状と課題を共有します。

  1. バイオプラスチック(植物由来のフィルム)の開発と採用。
    →開発中フィルムの試作品テスト中。
  2. 「紙マーク」素材への移行。
    →保存性の劣化とフードロスへの関連に課題。
  3. 同じ素材構成でも薄くすることで総重量を削減。
    →袋のコシがなくなる割に、削減へのインパクトがわかりにくく少ない。
  4. ボタニカルインク(植物由来インク)への移行。
    →すぐにでも変更できます。

会社の取り組みとSDGsを連動させる

持続可能な社会のための17のゴールは、環境に関してばかりではありません。「3 すべての人に健康と福祉を」では、日本茶を茶葉で飲むことの普及活動が当てはまるように思います。アルミ箔の袋は、複合フィルムであることで環境負荷が懸念される一方、添加物を加えなくても賞味期限が延びるなど「2 飢餓をゼロに」のフードロスを回避する素材でもあるのです。

私たちは、SDGsを自分たちの日々の営みを見直すためのツールと考え、真剣にPDCAをまわしてまいります。