栄養成分表示の単位は、g(グラム)か、ml(ミリリットル)で記載する!!
- 栄養成分表示の上部には、どのぐらいの重量当たりの数値であるかを明記することが義務付けられています。
(例:「栄養成分表示 100g当たり」)
なぜなら、ただ数値だけが記載されていても、一般消費者は、その数値がどのぐらいの量食べたり飲んだりした場合に得られる栄養価なのかがわからず、栄養成分表示の役割が果たせなくなってしまうためです。 - タイトル横に入れる「○○当たり」について、掲載するのが固体の分析値であればg(グラム)、液体であればml(ミリリットル)で記載することが、消費者庁が作成した食品表示基準で定められています。
- kg(キログラム)、mg(ミリグラム)、l(リットル)も広く知られている計量単位ですが、栄養成分表示は、
・100g当たり
・一包装(内容量の重量)当たり
・一回分(又は一食分)当たり
の、いずれかで記載することから、「○○当たり」に用いる単位は、gかmlが最も分かりやすいのが現状です。
2020年4月より、新食品表示基準が完全施行となり、その一貫として、加工食品への栄養成分表示が義務化されます。
パッケージへの栄養成分表示掲載に向けて動かれている業者様は、上記の点を参考にして頂ければ幸いです。