コーナーだから目に留まる
今年の消費者座談会の新しい試みとして、6つコーナーを作って、一人ずつ社員が店員さんのように立って、お買い物ゴッコをしていただく、ということをしました。1つのコーナー5分で6人が均等にまわるという段取り。「一煎茶」「和チャック」「みたらしちゃん」「フィルターインボトル」「くみこばぁばの乾物ごはん」「ギフト」と、コーナーは6つ。ほんと!いろいろな発見がありました。
デザインを揃えてクオリティーを上げる
たとえば「和チャック」!380円と値付けだけして、中味は消費者が決める、というアプローチ。「ティーバッグ5個くらいかな?」という感覚の消費者が多かったですが、家族構成や年収に関わらず、一番手が出やすく買い上げ点数が多かったです。
そして、同じテイストのデザインを並べると買い上げ点数が上がり、デザインの傾向がバラけると買い上げ点数が下がるのです。粋でポップなデザインが好き、いえいえ、私はティータオルのような大人っぽいのが好き、北欧っぽい和柄にキュンとする、など、好みはわかれるのですが、デザインはシリーズで揃えるとクオリティーが上がる。いろいろなデザインを入れ子にして置かないことがポイントです。
ジャケ買いの日本茶
また、粋町しょこら(商品コードとリンクしたい)を「チラ見せ」すると大幅に買い上げ点数アップ! けれど、しょこらをじゃーんと全シリーズ並べてしまうとお茶の買い上げ点数は落ちてしまうのです。ここは、粋町しょこらとお茶をセットにするとか、何か工夫ができそう。
「ジャケ買い」という言葉が、普通に消費者から出てきた「和チャック」の売り場でした。