孫がいる世代にもオススメ
今年は水出しのお茶に照準を合わせて、消費者座談会を7月に開催しました。今回はいきなりテイスティングイベントを体験していただく、という少々強引な導入をしました。こちらが想像している以上に盛り上がり、色々な発見がありましたのでご報告します。
特に「3歳以内の孫がいる」という条件でモニターさんを集めた座談会は発見がいっぱいありました。特徴としては「子どもの学費から卒業して余裕がある」「近所のお茶屋さんで購入している(或いはしていた)人の割合が高い」「急須は普通に使っている(或いは使っていた)」「コーヒーに曲がった、水素水に曲がった、白湯に曲がった、など娘やお嫁さんの影響を受けて日本茶を飲まなくなった人が約半数」「免疫力アップ!というNHKのガッテンの記憶が薄れてはいるが呼び覚ますことが出来る人が半数弱」こんな感じです。
特に「へえー」と思ったのは、急須で普通に飲んでいる人でも、夏になると2ℓのペットボトルを箱買いするということです。理由は「水で出すのを知らない」「熱中症予防で〇ml飲むようにお医者さんや保健所の広報などで推奨されても急須だとどれだけ飲んだか把握できなくなるのでペットボトルになる」「孫は夏、冷たいものしか飲まないから」など。
キャップをうにうに!?
フィルターインボトルのファミリーサイズでテイスティングをすると「そういえばガッテンで免疫力アップと言っていた」と記憶がよみがえり、「こんなに濃くおいしく出るとは思っていなかった」と絶賛します。そして「今ここで買いたい」という話に進み、2,000円という価格を言うと何人かは「ちょっと高いわね」と難色を示すのですが、「耐熱ガラスもシリコン部分もフィルターも100%メイドインジャパン!」と説明すると価格に納得されます。
2ℓのペットボトルと同様の「横置きが出来る」「キャップ部分を持って持ち上げられるので野菜室にも入れられる」という利点以外に、「握力がなくなるとペットボトルはフタが開かなくて困るが、このボトルは握力がなくても開けられる!!」という点が絶賛されたのは想定外でした。年を重ねると握力が弱くなり、ペットボトルを開けるのが大変なのだそうです。フィルターインボトルのフタは、まわして開けるのではなく、「うにうにっとすれば開けられる!!」
フィルターインボトルを一生懸命販売していても、まだまだ知らないことってあるんだなあ、と勉強になりました。
パーソナルは複数買い誘う価格設定で
逆に一人暮らしの女性は、ファミリーサイズよりもパーソナルサイズに人気が集中します。300mlという容量は少ないのではという懸念があったのですが、「絶対飲み切れるからおいしいうちに消費できる安心のサイズ」と絶賛していただきました。
そして、半数以上の人が複数買いを想定しています。2本か3本購入して、ちがうお茶を飲み分けたいと発言されます。一人でも飲み比べ!?と少し不思議な感じがしたのですが、飲み比べではなく飲み分け。気分によって食事ではほうじ茶、お風呂上りは緑茶、という感じでしょうか?
但し、1本1,800円で複数購入するのは高い!!2本なら〇〇円、3本なら〇〇円という値付けなら嬉しいとのこと。販売のヒントにしていただけたら嬉しいです。
「得意先の外国人への贈りものにしたい」「海外の友人(外国人)に会いに行く時のプレゼントにしたい」など、外国人の方に茶葉とセットで贈りたいという声も沢山いただいたので、11か国語の日本茶淹れ方ホームページにも、水出し茶の淹れ方を追加しました! (英語以外の言語については順次アップしていきます。)