マイボトルの派閥?!
マイボトル。100%リサイクルされるにしても、そこにエネルギーを使うのであれば、繰り返し使えるマイボトルにしよう。そんな風に考えて、マイボトルを使う人は一定数いる、ということは予想していました。
戸越銀座のお店で直接消費者の方とお話しする中で、マイボトル派は大きく2つの派閥に分けられるのではないか、と感じています。一つは、持ち歩く人。もう一つは、会社に常備する人。想定よりも、会社に行ってからマイボトルに中身を入れ、退勤時にマイボトルを洗って乾かして帰る、という人は多いので、びっくりしています。
会社に置くマイボトルは茶器である。
「マイボトル持ち歩く派」に中身を聞くと、圧倒的に多いのが「水」または「白湯」。洗うときに茶渋の心配がない、コストも圧倒的に安い、というのが理由です。確かに、ボトルに水を注いでフタを締めるのは、とても簡単ですものね。
「マイボトル会社に置いておく派」は、フィルターインボトルポータブルやツイスティーの購入に踏み切られる場合が多く、「マイボトルは茶器の一つ」と定義されているようです。重くてもオーケー。会社の方が、時間に余裕があるのか、茶殻の後始末は自分以外の人がしてくれるのか、お気に入りの味を楽しみたい、という欲求を感じます。
おいしいゴールイメージ。
何が背中を押すか、というと、圧倒的に試飲です。「あっ、おいしい」と再発見するのが一歩目です。
店舗では、フィルターインボトルのお茶を水出しで3種類、試飲しているのですが、「あっ、おいしい」「えっ、すごーい、これ日本茶なんですか? 」というような感想を持ってもらえると、この味を再現するというゴールイメージが描けるからか、「これ(自分がおいしいと思った水出しのお茶の茶葉)と同じティーバッグ、ありますか?」という質問が出ます。
そして、そんな風に感動していただけるのは、煎茶よりも、ほうじ茶、和紅茶、玄米茶。「香り」です。
4月から店舗では、ドリンクメニュー「マイボトル&ティーバッグ」をスタートします。どんな反応があったか、またシェアさせていただきますね。