「和紅茶」は国産の紅茶です。

座談会とデザイナー

 今年の座談会は、各営業所のデザイナーさんが受け持ちました。先日、振り返りの会議をしたら、やはりデザイナーさんらしくどんな風に座談会の発言を自分のデザインに生かそうか、という視点がたくさんありました。大きく2つの気づきがありましたのでご報告しますね。

量販店の棚は左脳?!

 まず、量販店さんの棚などで購入するタイプの袋を見せたときの気づきは「自分たちがわかっているはず、と思っていることが伝わっていない」ということ。具体的には、「和紅茶」が国産紅茶だと知らない。「深蒸し茶」は「濃い味です」と説明しないと伝わらない。「100g」というような袋の量目表示を見て、「これって何杯分ですか?」と質問が多発する。「新茶ってなに? 何がメリット?」と真顔で質問される。どんなお茶でも水出しに出来るとは夢にも思っていない。「水出し」と書いてあると、お湯はNGと思いこむ。
自分たちが「伝えた」と思っていても、実は「伝わっていない」。こちらの独りよがりにならないような情報提供が差別化につながると思い知りました。

プチギフトは右脳?!

 逆に、プチギフトやカジュアルギフトのパッケージを見る時には、「かわいい」「おしゃれ」「ぐっとくる」というようなワードが選ぶきっかけ。ジャケ買いです。情報収集して、理屈で購入するのではなく、大変情緒的。複数購入して配ることも多いので、シリーズとしての賑やかさもポイントです。理屈はせめて裏面に譲りたいですね。