卸と小売りでサイズがちがう
お茶屋さんに人気がある茶器は、300ミリリットル以上。
吉村の卸では、ダントツ人気の「割れない透明急須」は「もっと大容量を」というお茶屋さんからの要望で、520ミリリットルのたっぷりサイズが発売されました。
でも、戸越銀座のお店では、小ぶりの茶器がよく売れる。代表格の「ひとしずく急須」は180ミリリットルの容量です。
家族団らんは過去の話?!
先日、お茶の調査結果発表があり傍聴したのですが、「若年層になるほど、お茶を一人で飲む」という人が増えるという調査結果がありました。
つまり、「家族団らんにお茶」というような訴求は、すでに過去のものなのかもしれませんね。
お茶を淹れるプロセスの愉しみ
ひとしずく急須を選んだ方に理由をうかがうと、
「きちんとおいしいお茶を淹れたい」
「茶葉が開くのが見える」
「フタがないから立ち上る香りを楽しめる」
ということでした。淹れるプロセスも楽しみたい気持ちが伝わってきます。