広い心で情報をシェア
1月末からスタートした内覧会の旅が終りました。鹿児島、長崎、静岡、京都、名古屋、仙台、東京。以上の自社開催に組合さんの展示会を加えると、計8か所。延べ17日間の旅でした。
お客様と出会いお話をすることはもちろんですが、「聴く」ことの大切さをしみじみと感じます。皆さん、ほんとに気前よく「こうやったらうまくいったよ」「うちの場合、トークのポイントは〇〇だよ」「ワークショップ、こんな風にアレンジしたら出来そうな気がするよ」と心の扉を開いて情報をシェアしてくださいます。自社だけが売れればいい、というのではなくて、日本茶の消費を増やしたい、という広い心を感じて、しみじみと感謝の気持ちが湧いてきます。
ばぁばと孫の日本茶教室?!
絵馬什器を使って、和菓子屋さんの店頭に一煎茶を入れる話。急須ギフトボックスとインターネットを駆使して、シンプルな急須を一か月に100個販売する話。茶雑菓 ティートレー&ボックスを結婚祝いとして訴求して14,000円で販売したという話。お孫さんとおばあちゃんの日本茶ワークショップにチャレンジしたらとてもうまくいった話。
皆さん、日本茶の需要を創造するために、挑戦していらっしゃる。一回でうまくいくことは少ない。試行錯誤をされているからこそ行きつける「うまくいった!」という瞬間に勇気をいただきます。
スタッフを巻き込む方法
今回の内覧会で複数あったのが、「売り場の作り方でケンカばかりしている親父を連れてきました」「そんなことやってもムダ、という社内の空気を変えたくて、パートさんと工場スタッフを連れてきました」という声。まわりを巻き込んで改革するために吉村の内覧会の勉強会を使ってくださった方たちが増えていることに励まされました。
ぜひ、社内勉強会や店長会議に呼んでください。勉強会は「統計の数字で茶業界の今を俯瞰する」「消費者の座談会で拾ったナマの声を紹介する」「お茶屋さんの成功事例をシェアする」の三本柱で組み立てています。