産地・品種・製法などの「川上の情報」を、「何と飲んだら合う」「どんな気分になる」などの生活シーンと合わせた「川下の情報」に翻訳する必要がある、と常々考えていたのですが、先日「お茶はジャケ買い!」という20代女子のコメントを聞いて、「時代はそこまで来たか…」と頭をガツンと殴られたような気になりました。 |
また、日本茶リーフの消費を増やす大学生のアイデア発表会では、「折りたためる携帯湯呑」とか「猫がついた茶こし」とか、茶葉そのものではなく、道具立てに注目したものが目立ちました。今私たちが日本茶リーフが飲み継がれるためにすべきことは、お茶を飲む場所や機会を増やすことなのではないのかな、と気づかされ、勉強になりました。 |