おうち抹茶の可能性!?
実は、「抹茶がブーム!」という話題が出る度に、ざわざわしていたのです。アイスになったり、ケーキになったり、抹茶の使い道は原料がほとんど。お茶の座談会でも、抹茶をおうちで飲用している人は皆無に等しく、お菓子づくりに使う人がチラホラと購入している程度です。お菓子にされてしまうのでは、クオリティーの高い抹茶の美味しさは、伝わらないのではないかしら?そもそも茶専門店の出る幕はないのではないかしら????
ダマにならない抹茶ミニシェイカー
座談会で「抹茶」のイメージは粉末緑茶に比べてとても高いです。癒し、高級、ご褒美、というキーワードで語られます。価格を考える時には、スターバックスの抹茶フラペチーノあたりが基準で、500cc160円というペットボトルの価格の基準で語られる煎茶に比べて、大変財布のヒモがゆるくなります。
であれば、その抹茶を引用するツールを作れないかと、ここ数年座談会で挑戦してきました。初年度はプロテインシェイカーで。そこで、「大きさがダサい」「青汁みたいで癒されない」と酷評を受け、2年目はカメラのフィルムケースくらいの小さいボトルで。そこでは「ダマになる」ということが大きな課題となりました。
抹茶原液のレシピ
そして、今回ダマにならないために容器の底に洗濯機の底のような形状を加工した抹茶ミニシェイカーを、インクトナーメーカーさんとの共同開発により商品化。3回目の挑戦でしたが、消費者の皆さんは「ダマにならないのがスゴイ!!」「底の形状がダマにならない工夫ならば、そのことをもっとアピールした方がよい」と大好評!! 特許出願も無事できました。秋冬内覧会では、参加者のお茶屋さんにもシェイクしていただき、即刻ご注文につながっています。ぜひ!! クオリティーの高い抹茶をおうちで愉しむ習慣を一緒に広げてまいりましょう!!
冷たい抹茶原液を作って、それをアレンジするレシピは次月でご紹介しますね。