調理師学校の学生さんとフィルターインボトル
緊急事態宣言が続く中、コロナ一年目の「お茶に関する座談会」は、以前座談会に参加してくださった人の中から、お声がけして開催しました。
2年目の今回は、静岡の調理師学校の学生さんにしぼり、フィルターインボトルの若者向けメニュー開発とテーマを絞って開催。新しい発見がありました。
カフェはすき。お茶屋さんは?!
カフェは入れるけれど、お茶屋さんは入れない。お茶の販売だけをしている業態は、常連さんが集っている場所、という印象だから。静岡では、消費地よりも、お茶屋さんの印象が根深くあるのも特徴です(消費地だと、お茶屋さんのイメージ自体ができないことが多いです)
フィルターインボトルを遠くから見たことあるけれど、価格は2,500円から3,000円くらいと思い込んでいるし、使い方もわからない。でも、座談会の中で、実際に使って味わってみると、だんだん好きになってきて、「このお茶、作ってみよう」となるのです。
体験して好きになる
「静岡だからみんなお茶好き」「産地だからお茶のこと知っている」とも限らないのだな、と思いました。また、調理師免許をとって、飲食店で働く未来を描きながら、日本茶の可能性は残念ながら感じていない!!だからこそ、こちらの予想よりも簡単に「へえーっ」と感嘆し、「おおーっ」と感動してくれます。
体験する⇒好きになる⇒買いたくなる⇒あげたくなる
いきなり購入にひっぱろうとしないで、この順番をていねいに紡ぐことが、ワクワクする日本茶の未来への種まきかもしれません。