海苔への消費者の意見を聴く
海苔とお茶。関東圏のお茶屋さんでは、両方を扱うことが定番ですが、他の地方ではお茶屋さんが海苔を扱うことは稀です。でも、「乾物」というモノ視点ではなく、「おうち和食」という切り口で品揃えをするのだとしたら、海苔もパーソナルギフトになるはず。そこで、初めて「海苔の消費者座談会」をやってみました。
1.海苔の産地別食べ比べ 2.海苔でお料理 3.海苔のギフト売り場を作り、海苔ギフトパッケージを見ながら意見をいただく。ざっくりと以上の3つの柱です。
美味しい海苔は「食べればわかる」?!
まず食べ比べ。1帖1,000円の海苔を1点。500円の海苔を、有明・兵庫・千葉・宮城の産地別で4点。350円のスーパーPBが1点。合計6点をブラインドで食べ比べて、好きな順に投票していただく。小さなおにぎりを準備して、海苔だけでなくごはんとの相性も体験できるようにしました。
「私、美味しい海苔を食べたことないからなー。」と口を揃えていたのに、投票結果は1名を除いて1,000円の海苔に投票をされていました。DNAに「美味しい海苔センサー」が組み込まれているみたいに「あっこれが美味しい」とわかる、という発言もありました。
日本茶×米×海苔×乾物=手づくり和食
美味しい海苔体験をした後にパーソナルギフトのパッケージを見せると「お菓子あげるより喜ばれる」「自分がもらいたーい」などとテンションは上がりまくりです。結論。日本茶の相方は、スイーツだけじゃない!!海苔や米や乾物をお一人様サイズでセンス良く組み合わせたら「週末はおうちで和食」みたいなギフトが出来る!!そんな可能性を感じました。