緑茶の購入ポイント 先日、あるお茶屋さんから「お茶を購入するポイント」について、グループインタビューの資料から見えてくることを定量的なデータにして欲しい、というご依頼がありました。 実際の座談会では、「私がこのお茶にはまったのは、初々しい爽やかな味がスキだから。」とか「渋柿みたいにスペシャル苦いパンチの効いたお茶をドロドロで飲む。」とかリアルな声を拾っているのですが、これを私なりに、このコメントだと「味がポイントだな」という風に判断してデータ化しました。(円グラフ参照) |
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味・価格・パッケージのイメージ
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他にも多彩な「購入ポイント」 お店への信頼」は「顔なじみだから」「一流ブランドだから」という理由。 「発注がラク」は通販や生協等の宅配の人の発言。 「ブレンドなし」は、静岡の消費者で「茶工場」「茶農家」で購入する人の発言で、「他県(或は他地域)のお茶が混じっていない」ことを理由に挙げています。 「安全性」は、無農薬・無化学肥料等。「健康」は、そこまで意識が深くないが、「なんとなく健康に良さそう」という発言(粉末茶・抹茶入り等)を拾いました。 「産地」については、どこのブランド(お店)と決めている訳ではないが、「八女茶」と書いてあることがポイントというような発言。 「鮮度」を挙げた人は、「量り売りは鮮度が良さそう」とか「茶工場から直接買うのは鮮度が高いから」とか「JAは鮮度管理がしっかりしているから」という発言が多かったです。 「物語性」は、「パッケージに生産者の顔写真がついていると情にほだされる」「こだわりが熱く語られていると試しに買ってみる」という発言です。 「色」は水色のことで、抹茶入りを好む人に多かったです。 「何煎も飲める」という発言は、ヘビーユーザーに多く、「結果的には安い」という評価に繋がるようです。 |
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3人に一人は「お茶葉を買わない」!
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