緑茶リーフへの曲がり角はどこに!?

健康にいいのはわかってるんだけど・・・ガッツでお茶を飲む老眼鏡世代と裏腹に、「緑茶が健康にいいのはわかっているんだけど…。」と言いつつ、なかなか緑茶リーフが、暮らしの一部にならないヒトも多い。
今までのグループインタビューの経験から、独断と偏見で言ってしまうと、「子育て一段落世代」に緑茶リーフへの曲がり角は存在する!!
(とムリヤリ断言してしまおう…。)

子育て真っ最中はゆとりがない!まず、子育て真っ最中世代が必ず口にするのは、

1.子どもがいるから熱い飲み物はアブナイ。
訳:手を出して湯呑みを倒すとヤケドする。
2.ゆっくりお茶を楽しむ時間がない。
訳:お湯を冷ましてる途中で、子どもが粗相したりして
結局落ち着いてお茶を楽しむ環境じゃない。

以上の2点に集約されます。

この結果、「一年中冷たい飲み物」か「コーヒー・紅茶などの熱湯でざっと淹れられる飲み物」を飲んでる人が多い。かすかに「ほうじ茶」が「熱湯で淹れられて冷めてもおいしい」という評価で健闘しています。
一段落して「下り坂」を意識する?!ところが、下の子が幼稚園などに入り、子育てが一段落すると「子どものいない時間帯のママ達のティータイム」が出現したり、「家事のあとに一息つく」など「ゆっくり緑茶を楽しむゆとり」が生まれます。同時に

1.「お肌の曲がり角」を意識して、「いつまでも若々しくいたい!」「下り坂はなるべくなだらかに…」という願望が生じる。
2.自分の親の健康の衰えを実感して「健康に年を重ねるためには、今からの生活習慣が大切なんだわ」と再認識。と語る人が多く、「健康を考えて緑茶を飲まなきゃ」という発言になります。

緑茶をおいしく淹れられる人って知性的!?ここでは「緑茶をなにげなくおいしく淹れられる人って知性的!」などという話が聞かれるようになります。
すなわちっ!!ここが緑茶リーフへの曲がり角。
お茶会で話題にのぼるような「ご紹介カード」への取り組みや「冷たい緑茶」などの敷居の低い商材で曲がり角世代をゲットしましょう。
(ちなみに当社では新茶袋のデザイン決定の際には、この世代に焦点をあててリサーチをしています。)