飲まなきゃよかった!? 日本茶のティーバッグ。

曲がり角世代のほっと一息。
末子が幼稚園・保育園に上がり、やっと自分の時間が持てるようになった「子育て一段落世代」。「いってらっしゃい!」の後の、家事の合間のほっと一息は、多くの場合インスタントコーヒーや紅茶のティーバッグ。その理由は「茶殻の始末が面倒」「一人分だけお茶葉を使うのはもったいない」というもの。「日本茶の方が好きだけど、ついつい簡単な方に流れちゃうの。」というのは、よく聞く発言です。

オフィスでも簡便性がポイント!
女性のオフィスでの行動も様変わりしています。以前はお茶当番があって、好むと好まざるとに関わらず日本茶ティータイムがオフィスの定番だったワケですが、今は「お茶くみ廃止」ついでに「給茶機廃止」という世の中の流れ。「朝コンビニでペットボトルを購入して出社し、一日かけてチビチビ飲む。」とか「コーヒー・紅茶・カプチーノ等の簡便な商品をコンビニで買って、マイ・マグカップで飲む。」というパターンが主流です。ここでも「リーフでいれると、急須や茶殻の後片付けが面倒。」と、日本茶は敬遠されています。

なぜ「日本茶のティーバッグ」は選ばれないのか

簡便性がポイントならば、紅茶やジャスミン茶のティーバッグ と並んで、日本茶のティーバッグの話が上がってもおかしくないと思うのですが、実は日本茶ティーバッグのイメージは大変悪く、「ホテルの備品の味がする。」「紙臭くてマズイ。」「飲まなきゃよかったと後悔する味。」等、悪口のオンパレード。極めつけは「昔行った場末のラブホテルを思い出す。消したい過去がよみがえるアイテム。」という発言。ああ!
ナイロン三角ティーバッグは救世主!

でも、ナイロンの三角ティーバッグを試飲していただくと、簡単にイメージは一新します。「これならOK! 簡単とおいしいが両立してる。」という評価。実際に店頭で、ナイロンティーバッグの緑茶は売っているのに、「ホテルの備品の味」という固定観念から、手に取られていないことがわかります。そこで提案! ちょこっとギフトでティーバッグを訴求してみませんか? また、不祝儀等でも、ストックがだぶつきがちなリーフだけでなく、ティーバッグの品揃えも加えてみてはいかがでしょうか?