急須のワルクチ。

リーフで飲むための必須アイテムなのに…。
 グルインで「お茶に対する不満は
ありますか?」という問いかけに関して、登場頻度ワースト3に入るのが、「急須に関するワルクチ」です。リーフでお茶を飲むための必須アイテムである急須、どんなワルクチを言われているのかご紹介しましょう…。
(ちなみに、1位が「淹れる手間がかかる」、2位が「値段と味の相関関係がわからない」です。)

キレイキレイの主婦には扱いづらい?!
 急須へのワルクチ」を分析(?!)すると、「洗うのが面倒」というコトバに度々ぶつかります。すなわち「パーツが多過ぎる」とか「網のダーツに茶葉が挟まる」とか…。
これって、毎日何度も何度もお茶を飲む人にとっては、ピンと来ませんよね? ガンガンお茶を飲む人は、一回お茶を飲むたびに、急須を入念に洗わないですもの!(これって私だけかしら?)
けれど、一週間に数回お茶の飲む人にとっては、次回いつお茶を飲むか不確定なので、しっかり入念に急須を洗う必要があるらしいのです。その上、年代が下がるほど「潔癖と言えるほどのキレイ好き」が多く分布する傾向。曲がり角世代にとって、急須は結構手ごわいアイテムのようです。

複雑怪奇なパーツの集合体?!
 具体的に解説すると、「パーツが多過ぎる」という「パーツ」とは、「フタ・本体・網・注ぎ口についているビニールのアレ!」の4点。「レギュラーで珈琲を淹れても、こんなに複雑怪奇なカタチのモノはない!」とお怒りです。
また「網のダーツに茶葉が挟まる」とは、茶漉し網の部分にちょこっとでも茶葉のカケラを残しておくことが許せず、タワシでゴシゴシ網と格闘する姿が想像できます。
次回使う時までに茶渋がついていたら困るから、「使うたびに漂白する」人までいるのですからオドロキ!

後始末してから「お茶好き」と言え!
 一度も急須を洗ったり、茶殻の始末をしたこともないくせに「日本茶好き」を自認している夫が許せない。私だって誰かが後始末をしてくれるなら、もっとどんどんお茶を飲むわ!
以前こんな過激な発言がグルインでありましたが、「どんなお茶がおいしい?」という質問に対して、(深蒸し茶・抹茶入り玄米茶などの答を期待していたのにもかかわらず)「ひとに淹れてもらったお茶」という答が主婦の半数を占めていた現実を思えば、「カフェで日本茶」がブームになるのも当然のことかもしれません。